包括適応度に関する追加説明
「包括適応度」の理論や「利己的な遺伝子」の概念に関する誤解の記事に関して、コメントをいただいていますが、私の記事の説明もよくなかったのかもしれません。
この記事で、私が言おうとしていることは、
人間の行為すべてが、包括適応度の向上という目的のために組織されているのではない。
個々の行為については、適応度を向上させているように見える行為、低下させているように見える行為、よくわからない行為が混在しながらも、全体としては(今のところ)生き残れる程度になんとかバランスがとれている。
あくまで現時点において結果として生き残っているわけで、その理由については後付けでいくらでも説明ができると思います。そして、その要素のなかには、当然、適応度を向上させる要因もあれば低下させる要因もあったと思います。
包括適応度の理論自体を否定しているわけではありません。
その理論の適応方法に問題がある説明をしばしば見かける、ということを言いたかったわけです。
そして、その理論とは、どのようなものなのか、どう利用すべきなのか、ということを再確認しながら考えていきたいと思っています。
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